【Power Apps】ドロップボックスとコンボボックスの違い

Power Appsのコントロールに、とてもよく似た見た目のドロップボックスコンボボックスがあります。

Power Appsのドロップボックスとコンボボックス

選択値の入力

ドロップボックスもコンボボックスも、選択肢を入力するためにはItemsプロパティに値を入力します。

例として、「Spring」「Summer」「Autumn」「Winter」を選択肢に設定する場合は、次のように入力します。

["Spring", "Summer", "Autumn", "Winter"]
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ドロップボックスとコンボボックスの違い

ドロップボックス

  • 選択肢から1つのアイテムを選択できる
  • 複数選択はできない

コンボボックス

  • 検索ができる
  • 複数選択ができる

コンボボックスの複数選択は、SelectMultipleプロパティをtrueにすると可能になります。 falseの場合は単一選択のみになります。

プロパティウィンドウにある「複数選択の許可」をオンにしても同じです。

検索は、IsSearchableプロパティをtrueにすると可能になり、falseにするとできなくなります。 プロパティウィンドウの「検索の許可」をオンにしても同じです。

コンボボックスの複数選択と検索の機能をどちらもオフにすると、ドロップボックスと同じような使い方になります。

Power Appsのコンボボックスで複数選択と検索を設定する画面

ドロップボックスの初期値を空白にする

コンボボックスは検索機能もあるため初期状態は空欄ですが、ドロップボックスは初期状態では一番上のデータが表示されています。

初期状態を空白にするには、ドロップボックスのAllowEmptySelectionプロパティをtrueに変更します。 すると、コンボボックスと同様に初期値が空白になります。

ドロップボックスで選択されている項目を再度選択すると、ドロップボックスが空白に変わります。

Power AppsのドロップボックスでAllowEmptySelectionを設定する画面

ドロップボックスのSelectedとSelectedTextの違い

ドロップボックスのプロパティには、SelectedSelectedTextというよく似た2つがあります。

Power AppsのドロップボックスにあるSelectedとSelectedText

どういう風に使い分けるのか最初はわからなかったので、いつもSelectedの方ばかり使用していました。

しかし、この2つには明確な違いがあります。

DropBox1Itemsには、[1,2,3,4]と数値を入力しておきます。

SelectedTextの場合、DropBox1.SelectedText.Valueでドロップボックスの中身を取り出すと、テキスト型になります。

SelectedText.Valueで値を取り出した例
一方、Selected.Valueで取り出すと、数値型として取り出すことができます。
Selected.Valueで数値型として値を取り出した例

そのため、テキストを取り出す場合はどちらを使用しても特に変わりはありません。

コンボボックスの初期値を設定する場合

他のコントロールでは、デフォルト値を設定するときにDefaultプロパティを変更しますが、コンボボックスの場合は異なります。

Power Appsのコンボボックスに関するDefaultプロパティの説明

デフォルト値を設定する場合は、DefaultSelectedItemsに設定する必要があります。

例えばItems["Spring", "Summer", "Autumn", "Winter"]と入っている場合、デフォルト値を「Summer」にしたい場合は、DefaultSelectedItemsに次のように設定します。

["Summer"]

複数選択をオンにしている場合は、["Summer", "Autumn"]のように設定すると、複数を選択した状態をデフォルト値にできます。

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