【Power Apps】複数のコレクションや変数を同時に読み込む

OnStartやOnVisibleプロパティを使用してSPOリストのデータをコレクションに入れたり、変数にレコードやテーブルを代入したりすることがあるかと思います。

普通に1つずつ記入をすると書いた順番(上から順番)に処理をされるのですが、コレクションの数や変数の数が多くなればなるほど、アプリの立ち上がり時間がかかります。

Concurrent関数

このような時にConcurrent関数を使用して、一度に処理を実行させます。

Apps
Concurrent(
    // 変数へメールアドレスを代入
    Set(
        _UserProfile,
        Office365Users.GetUserProfileV2(User().Email)
    ),
    // コレクションにデータを代入
    ClearCollect(
        colProjectList,
        Filter(
            ProjectData,
            ProjectStatus.Value="作業中"
        )
    )
)

Concurrent関数を使用することで、変数への代入とコレクションへの値の代入を同時にできるため、アプリの立ち上がりが1つ1つ行うより早くすることができます。

※OnStartプロパティはエラーを引き起こす可能性があるため、あまり使用しない方がよいとMicrosoft Learnに記載がありますので、できる限りOnVisibleに書くことをお勧めします。

参考 Power Apps の App オブジェクトMicrosoft Learn

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