【Power Apps】アプリ立ち上げ時に引数をもたせる(Param関数・HTTP GET方式で送信)

Power Appsを立ち上げる時にPower Appsにデータを引き渡せないかと調べていて見つけたため、こちらに書いておきます。

サーバーに渡したいデータの付け方

Power Appsを立ち上げる時にサーバー側へリクエストを送付するためPower AppsのURLに持たせたい情報をくっつけます。アプリIDの末尾に”?”を付け、その後に付けたい”パラメーター名=情報”を書きます。

例えばAppleを2、Orangeを3という情報を送りたい場合は下記のように記載します。

Apps
https://apps.powerapps.com/play/アプリID?Apple=2&Orange=3

先ほどの例ではAppleと半角英数を入力しましたが、?りんご=2&オレンジ=3としても問題なく送信可能です。

Power Appsで情報を受け取る方法

次にPower Apps側で先ほどの情報を受け取る時にParam関数を使用します。

今回はPower Appsの中にラベルを用意し、ラベルのテキストの中にParam関数を使用します。

複数パラメーターを送る場合は必ずそれぞれをParam関数で拾ってください。1つですべては拾えません。

Apps
Label1 Text:=Param("Apple")
Label2 Text:=Param("Orange")

Microsoft Learnには、Param 関数は、アプリに渡されたパラメーターをアプリの起動時に取得します。 名前付きパラメーターが渡されていなかった場合、Param は 空白 を返します。”と書かれています。

参考 Power Apps の Launch および Param 関数Microsoft Learn

パラメーターが空欄かどうかはIsBlank関数で判定ができそうです。

活用方法

他のサイトからPower Appsを立ち上げる際やExcel等の関数を使用してアプリのURLを作成し、アプリを使用して連続でデータを入力する際、URLに仕込んだ値をPower Apps側で拾うことがParam関数を使用することで可能になります。

Power Appsから他のアプリやサイトを立ち上げる場合はLaunch関数を使用してください。

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