【Linux】Cursor AppImage版の起動方法

Cursor は VS Code をベースにした AI 搭載のコードエディタで、自然言語でのコード生成や補完、学習済みモデルによるリファクタリングなど、開発者の生産性を大きく向上させるツールです。
AppImageインストール不要で動くLinuxアプリの配布形式です。アプリ本体と必要ライブラリを1つの実行ファイルにまとめており、権限を付与して実行するだけで使えます。
まずは、手軽に試したい方はAppImage版を使用するのがおすすめです。

Cursor AppImage版のダウンロード

Cursor AppImage版は公式サイトのダウンロードページから入手できます。ダウンロードページでは macOS・Windows・Linux 向けに分かれており、Linux AppImage (x64) を選択すると AppImageが取得できます。

Cursor AppImage版の起動

AppImage は自己完結型の実行ファイルなので、そのまま起動することができます。
まずは、ダウンロードしたAppImageに以下のコマンドで実行権限を付与します。

Bash
chmod +x ./Cursor-1.4.2-x86_64.AppImage

※1.4.2の部分はバージョン番号なので、実際にダウンロードしたファイル名に合わせてください
実行権限の付与は初回のみ、2回目以降は不要です

次のコマンドでCursorを起動できます。

Bash
./Cursor-1.4.2-x86_64.AppImage

Cursorの初めて起動すると、ログインや設定の画面が表示されます。
設定方法については、こちらの記事もご参照ください。

アップデートするには

AppImageは自動更新の仕組みを持たないため、アップデートするには、新しいAppImageをダウンロードして置き換えてください。

起動できないときは

AppImage を起動するには libfuse2 が必要です。
dlopen(): error loading libfuse.so.2
AppImages require FUSE to run.
と表示された場合は、libfuse2がインストールされていないので、次のコマンドでlibfuse2をインストールしてください。
libfuse2をインストール後にCursorが起動できるようになります。

Bash
sudo apt-get install libfuse2

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