【Visual Studio Code】Python仮想環境を参照する方法

次のキャプチャのように、Visual Studio CodeでPythonの編集をする際に、インストールしたライブラリを読み込もうとすると、黄色い波線が表示され、補完機能が働かないことがあります。

これは、Python仮想環境でインストールしたライブラリを読み込んだときに起こり、Visual Studio CodeにPython仮想環境のパスが設定されていないのが原因となります。

Python仮想環境をVisual Studio Codeで参照する方法

次の手順で、Visual Studio Codeに仮想環境のパスを設定すると、Python仮想環境でインストールしたライブラリを参照できるようになります。

  1. 拡張機能Pythonをインストール
  2. Visual Studio Codeで仮想環境のパスを設定
  3. Visual Studio Codeで仮想環境を選択

1)拡張機能Pythonをインストール

拡張機能の検索窓で、Pythonと入力し、インストールをクリックしてください。

2)Visual Studio Codeでに仮想環境のパスを設定

左下の歯車をクリック⇒設定をクリックすると設定画面が表示されます。

設定の検索で「venv」と入力すると、仮想環境のパス(Python:Venv Path)の設定欄が表示されるので、仮想環境フォルダのパスを入力してください。(下記の絵ではdjango40envが仮想環境フォルダです)
注意!!!

手順1の拡張機能Pythonをインストールしていないと、仮想環境のパスの設定欄が表示されません

3)Visual Studio Codeで仮想環境を選択

下のバーに現在設定されているPython実行環境が表示されているのでクリックしてください。
そうすると、手順2で設定した仮想環境が表示されるので、こちらをクリックしてください。

これで、Visual Studio Codeでへの仮想環境の設定は終わりです。
冒頭のような黄色い波線が消えると思います。